

天災?的な集中豪雨
気象庁は13日、新潟・福島両県を中心とする大雨が14日夜まで続き、1998年8月に大きな被害を出した新潟県の豪雨を上回る恐れがあるとして、厳重な警戒を呼びかけた。同庁によると、太平洋高気圧が暖かい空気を押し上げて日本海から東北南部に延びる梅雨前線が活発化。北の高気圧の動きが遅いために強い雨雲が停滞し、新潟県長岡、三条地域で12日夜から激しい雨が続いている。14日夜まで1時間30ミリから50ミリの激しい雨が続き、さらに雨が続く可能性がある。総雨量は500ミリを超えるところも出てくる見込み。降り始めから13日午後3時までの雨量は新潟県栃尾市が371ミリ、新潟県加茂市が268ミリ、福島県只見町が265ミリ。同庁によると98年8月の新潟豪雨では2人が死亡、床上浸水約2500棟、床下浸水約1万5000棟の被害が出た。
NTT東日本は13日、大雨による被害が出ている新潟県で電話が殺到しつながりにくくなっているため「災害用伝言ダイヤル171」の運用を開始した。伝言を登録できるのは市外局番が0258と0256で始まる新潟県長岡市、見附市、三条市、栃尾市の人。171の後に1を押し、案内に従って親類らへの伝言を吹き込む。伝言は1回30秒で48時間登録されており、内容は全国から聞くことができる。171の後に2を押して案内に従う。伝言の登録と確認は、公衆や携帯電話でも可能。
気象庁は13日、新潟・福島両県を中心とする大雨が14日夜まで続き、1998年8月に大きな被害を出した新潟県の豪雨を上回る恐れがあるとして、厳重な警戒を呼びかけた。同庁によると、太平洋高気圧が暖かい空気を押し上げて日本海から東北南部に延びる梅雨前線が活発化。北の高気圧の動きが遅いために強い雨雲が停滞し、新潟県長岡、三条地域で12日夜から激しい雨が続いている。14日夜まで1時間30ミリから50ミリの激しい雨が続き、さらに雨が続く可能性がある。総雨量は500ミリを超えるところも出てくる見込み。降り始めから13日午後3時までの雨量は新潟県栃尾市が371ミリ、新潟県加茂市が268ミリ、福島県只見町が265ミリ。同庁によると98年8月の新潟豪雨では2人が死亡、床上浸水約2500棟、床下浸水約1万5000棟の被害が出た。
気象庁は13日、新潟県と福島県で、大雨による土砂災害や河川のはんらんなど重大な災害発生の恐れがあるとして、厳重な警戒を呼び掛けた。気象庁によると、日本海から東北地方南部に伸びる梅雨前線の活動が活発化。新潟県や福島県では、12日夜から所々で激しい雨が続き、多い場所では、13日正午までの24時間降水量が約300ミリを観測した。新潟県と東北地方南部では13日夕にかけ、1時間に50−60ミリの非常に激しい雨が続き、雨量が100−120ミリに上る場所もある見込み。その後、大雨はいったん小康状態となるが、14日午前中には再び強まる可能性があるという。新潟県と福島県では、ここ数年で最も土砂災害の危険度が高まっている地域があり、河川の水位もかなり高くなっているという。
