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N(なに)H(本当に)
K(・・・・・・)
NHKは20日、放送総局の男性チーフプロデューサー(47)が、知人の経営する都内のイベント企画会社に対し仕事の実態がないにもかかわらず番組制作費1900万円を支払い、一部を返金させ飲食代に充てていたと発表した。NHKは内部調査を踏まえ、チーフプロデューサーを処分するとともに近く警察に刑事告訴する。不正の舞台となったのは「BSジュニアのど自慢」(99年4月~04年3月に放送)で、問題の職員は当時、番組制作局芸能番組部のチーフプロデューサー。番組立ち上げ時から責任者を務めていた。20日夜に東京・渋谷の同局で会見した関根昭義放送総局長らによると、職員は99年から01年にかけて、台本作成料名目で1回30万~50万円前後、計48回にわたり、知人のイベント企画会社(東京)の社長に計約1900万円を支払っていた。この社長はNHKの調査に対し「職員と明確な形で仕事をしたことはなかった」と話していることから、台本作成料自体が架空の疑いが濃厚。職員は“キックバック”の総額について「記憶が定かではない」と話しているが、架空名目による支払いであれば、相当な金額が職員に還流されていた可能性がある。1900万円という金額は内部調査ではじき出した。職員は社長の大学時代のクラブの後輩。不正は職員の方から持ち掛けた。動機については明確に話していないという。関根総局長は刑事告訴に関し「業務上横領、詐欺、背任などが考えられるが、さらに調査を進めた上で決めたい」と説明。不正支払い分の全額を弁済させ、職員就業規則に基づき厳正に処分するとしている。チーフプロデューサーは現場から上がってくる請求をチェックして認める立場で、局内でチェック機能が働くことはなかった。関根総局長は、この職員以外のチーフプロデューサーら管理職の不正の可能性や管理所を対象とした新たな調査について「それは考えられない」と話した。

 NHKは20日、チーフプロデューサー(CP)が外注したテレビ番組制作費の一部を返金させ飲食費などに充てていたと発表した。問題を起こしたのは、現在ラジオセンターに所属する男性CP(47)。99~01年の間、東京都内のイベント企画会社社長に番組構成料として約1900万円を支払い、一部を返金させていた。

 NHKは20日、放送総局の男性チーフプロデューサー(47)が、知人の経営する都内のイベント企画会社に対し仕事の実態がないにもかかわらず番組制作費1900万円を支払い、一部を返金させ飲食代に充てていたと発表した。NHKは内部調査を踏まえ、チーフプロデューサーを処分するとともに近く警察に刑事告訴する。NHKによると、このチーフプロデューサーは「BSジュニアのど自慢」を担当していた1999年から2001年の間、48回にわたり台本作成料の名目で1回につき30万-40万円を支払っていたとされる。NHKの調査に対し、同社社長は「明確な形で仕事をしたわけではない」と話し、チーフプロデューサーは事実関係を大筋で認めている。ほかのNHK職員と同社の取引については局として把握していないという。

 華やかな大河の発表と同じ日に、またNHK職員による不祥事が発覚した。編成局のエグゼクティブプロデューサーら男性職員2人がカラ出張で架空の経費請求を繰り返し、計約300万円を不正に受け取っていたことが分かった。同局は3年前に発覚後、2人を厳重注意処分とし転勤させたが、公表していなかった。同局では番組制作局の元チーフプロデューサーが紅白歌合戦などの制作費着服問題が表面化したばかり。NHK広報局によると、2人はプロジェクト「宇宙新時代」の責任者と部下でいずれも報道局出身。98年度からの3年間に請求した経費のうち、実体のない架空の出張経費が計約300万円含まれていた。不正は2001年5月に発覚。2人は「私的な流用はなく、外部関係者との打ち合わせなど業務の経費に使った」と弁明。同月、放送総局長から口頭で厳重注意処分を受け、別々の地方局に配置転換された。NHK広報局は「調査でも私的な流用の事実がなく、全額返済したため公表しなかった」と説明した。


 
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